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【内科コラム】夏バテ?それとも病気?だるさの原因を見分けるセルフチェック
「食欲がない」「体がだるい」「疲れが取れない」
夏になるとこうした不調を感じる方は多く、「夏バテかな?」と様子を見るケースも少なくありません。
しかしその症状、実は貧血・甲状腺疾患・糖尿病などの病気のサインである可能性もあります。
今回は、夏バテとの違いを見分けるポイントとセルフチェック方法をご紹介します。
≪そもそも夏バテとは?≫
夏バテは、暑さによる自律神経の乱れや食欲低下によって起こる一時的な体調不良です。
主な症状は以下の通りです。
・全身のだるさ
・食欲不振
・寝ても疲れが取れない
・軽いめまい
👉 多くは生活習慣の改善で回復するのが特徴です。
≪要注意!病気が隠れている可能性≫
夏バテと似た症状でも、以下の病気が隠れていることがあります。
● 貧血…酸素を運ぶ力が低下する状態です。
【特徴的な症状】
・めまい・立ちくらみ
・動悸
・顔色が悪い
・氷をよく食べたくなる(異食)
👉 女性や高齢者に多い傾向があります
● 甲状腺の病気…ホルモンの異常により、体の代謝が乱れます。
【甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)】
・暑がり・汗が多い
・動悸・手の震え
・体重減少
【甲状腺機能低下症】
・強いだるさ
・むくみ
・寒がり
・体重増加
👉 夏バテと見分けがつきにくい代表的な疾患です
● 糖尿病…血糖値が高い状態が続く病気です。
【特徴的な症状】
・異常にのどが渇く
・水分を多く摂る
・尿の回数が増える
・体重減少
👉 「水分をたくさん摂る=健康」と思い込んで見逃されることがあります
≪セルフチェックしてみましょう!≫
以下の項目に当てはまるものはありますか?
□ だるさが2週間以上続いている
□ 食欲不振だけでなく体重変化がある
□ めまい・動悸・息切れがある
□ のどの渇きが強く、トイレが近い
□ 汗のかき方や暑さの感じ方が極端に変わった
□ 休んでも回復しない
👉 2つ以上当てはまる場合は注意が必要です
夏バテとの見分け方
| 項目 | 夏バテ | 病気の可能性 |
| 期間 | 数日~1週間程度 | 2週間以上続く |
| 回復 | 休養で改善 | 改善しにくい |
| 症状 | 軽いだるさ・食欲低下 | 動悸・体重変化・強い倦怠感 |
| 特徴 | 一時的 | 徐々に悪化することも |
≪こんなときは受診を≫
以下に該当する場合は、早めの受診をおすすめします。
・日常生活に支障が出ている
・症状が長引いている
・体重が急に増減している
・強いめまいや動悸がある
👉 血液検査などで原因を特定できることが多いです
≪まとめ≫
夏のだるさはすべてが夏バテとは限りません。
✔ 長引く場合は要注意
✔ 症状の特徴を見極める
✔ 早めの受診で安心につながる
この3点を意識することが大切です。
当院では、だるさ・食欲不振・体調不良の原因を内科的に総合的に診断しています。
「夏バテだと思っていたけど不安」「念のため検査を受けたい」という方も、お気軽にご相談ください。
早期発見・早期対応が、健康維持につながります。