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【循環器内科コラム】季節の変わり目に体調を崩しやすい理由とは?

「動悸やだるさ、血圧の変動が気になる」
このような症状を感じたことはありませんか?
季節の変わり目は、多くの方が体調を崩しやすい時期です。実はその背景には、自律神経や血圧、心臓への負担が深く関係しています。
今回は、季節の変わり目に体調を崩しやすい理由と、循環器内科を受診したほうがよい症状について、わかりやすく解説します。

≪季節の変わり目に体調を崩しやすい主な理由≫
① 気温差による自律神経の乱れ
季節の変わり目は、朝晩と日中の気温差、数日ごとの寒暖差が大きくなります。
体温調節を担っているのが「自律神経」ですが、急激な気温変化が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。その結果、動悸・めまい・倦怠感・息切れといった症状が出やすくなります。

② 血圧が変動しやすくなる
気温が下がると血管は収縮し、血圧が上がりやすくなります。一方、暖かい日には血管が広がり、血圧が下がることもあります。
このように季節の変わり目は、血圧の上下動が大きくなりやすい時期です。特に、高血圧を指摘されたことがある方、血圧の薬を服用している方、ご高齢の方は注意が必要です。

③ 気圧の変化による心臓への影響
季節の変わり目は低気圧・高気圧が頻繁に入れ替わります。
気圧の変化は自律神経に影響を与え、心拍数や血圧を不安定にします。そのため、
・動悸がする
・脈が乱れる感じがする
・胸の違和感がある
といった症状が出ることがあります。

④ 生活リズムの乱れ・疲労の蓄積
春や秋は、環境の変化・仕事や生活の忙しさ・睡眠不足などが重なりやすい時期でもあります。
疲労やストレスが蓄積すると、心臓や血管にも負担がかかり、体調不良として現れやすくなります。
季節の変わり目に出やすい「循環器系の症状」
以下のような症状がある場合、循環器内科の受診をおすすめします。
・動悸が続く・突然強くなる
・少し動いただけで息切れする
・血圧が不安定になってきた
・胸の圧迫感・違和感がある
・足のむくみが気になる
・なんとなくだるさが続く
「年のせい」「疲れているだけ」と思っていても、心臓や血管の病気が隠れていることもあります。

≪季節の変わり目の体調不良は「様子見」でいい?≫
一時的な軽い不調であれば、生活リズムを整えることで改善することもあります。しかし、
・症状が数日~1週間以上続く
・以前より症状が強くなっている
・繰り返し同じ症状が出る
といった場合は、早めの受診が大切です。
循環器内科では、心電図・血圧測定・心臓・血管の検査などを通じて、体調不良の原因を確認することができます。

≪まとめ|季節の変わり目の不調は循環器内科へご相談ください≫
季節の変わり目に体調を崩しやすい理由には、
・自律神経の乱れ
・血圧や心拍の変動
・心臓・血管への負担
が大きく関係しています。
「気になるけど病院に行くほどではないかも…」と迷う症状こそ、循環器内科に相談することで安心につながるケースが多くあります。
少しでも不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

【監修】
あんの循環器・総合クリニック
副院長 小野 史朗(循環器内科)