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【内科コラム】メタボリックシンドロームを防ぐ生活習慣
1. メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドローム(通称:メタボ)とは、内臓脂肪の蓄積を中心に、高血圧・高血糖・脂質異常などが組み合わさった状態を指します。
これらが重なると、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの重大な生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。
≪診断基準(日本内科学会より)≫
腹囲:男性85cm以上/女性90cm以上
+ 以下のうち2項目以上
1. 中性脂肪150mg/dL以上またはHDLコレステロール40mg/dL未満
2. 収縮期血圧130mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上
3. 空腹時血糖110mg/dL以上
「少し太ったかな…」と思った段階で、すでにメタボ予備軍の可能性があります。
2. メタボリックシンドロームの主な原因
メタボの原因は、生活習慣の乱れにあります。
特に以下の要素が大きく関係します。
・高カロリー・高脂肪の食事
・運動不足
・飲酒・喫煙習慣
・ストレス・睡眠不足
これらの習慣が重なることで内臓脂肪が蓄積し、代謝が低下していきます。
3. メタボを防ぐための生活習慣
① バランスの取れた食事を心がける
食事の見直しはメタボ予防の第一歩です。
・主食・主菜・副菜をそろえる
・野菜から食べる「ベジファースト」
・油・糖分・塩分を控えめに
・間食・夜食は控える
特に、内臓脂肪を減らすには食事量のコントロールが重要です。腹八分目を意識しましょう。
② 定期的な運動を取り入れる
運動は脂肪燃焼と血流改善に効果的です。
・ウォーキング・サイクリングなどの有酸素運動を週3回以上
・エレベーターより階段を使う
・デスクワーク中は1時間ごとに軽く体を動かす
無理な運動ではなく、「継続できる強度」がポイントです。
③ 睡眠とストレス管理を大切にする
睡眠不足やストレスはホルモンバランスを崩し、過食や内臓脂肪の蓄積を招きます。
・睡眠時間は6〜7時間が理想
・スマホやPCは就寝1時間前にはオフ
・趣味やリラックスタイムを意識的にとる
④ 飲酒・喫煙を見直す
アルコールやタバコは、メタボや生活習慣病のリスクを高めます。
飲酒は週2〜3回・1回1合程度までを目安に。
禁煙は血管を守り、代謝改善にもつながります。
4. 定期的な健康チェックの重要性
「自覚症状がないから大丈夫」と思っていても、メタボは静かに進行します。定期的に内科での健康診断や血液検査を受けることで、早期発見・早期改善が可能です。
当院では、内科・生活習慣病外来にて、
・メタボリックシンドロームの診断
・栄養・運動指導
・必要に応じた薬物療法
を行っております。気になる方はお気軽にご相談ください。
5. まとめ:生活習慣の積み重ねが未来の健康をつくる
メタボリックシンドロームは、「少しの油断」から始まります。
しかし、食事・運動・睡眠など毎日の小さな習慣を整えることで、確実に予防・改善が可能です。
健康診断でお腹まわりや血糖・脂質が気になった方は、放置せずに内科での相談をおすすめします。
当院では、皆さまの健康づくりをサポートしております。